【ネット木彫教室】立体を表現してみよう2

レリーフの基本

relief02_1
今回はかなり薄いもので
表現しましたので、ちょっと
球体には見えないかもしれません

玉 球体を彫ってみましょう。

relief02_2
球体のデッサンは非常に簡単です。
どこから見ても丸です。

コンパスを使い丸を書きました。

relief02_3
印刀を使い縦に切れ目を入れます。

relief02_4

relief02_5
今回は周りを引き下げました。

周りを引き下げなくても球体を彫ることは
出来ます。

先ほどの縦の切れ目に向かい丸鑿で
掘り下げます。

relief02_6
さらに縦の切れ目を入れて深くします。

relief02_7
この作業を繰り返すことにより
どんどん深くすることが出来ます。

出来るだけ深い方が球を
表現しやすいです。

relief02_8
深さは同じでも円を小さくする事も
表現を楽にします。

relief02_9
下に書いた図は断面図の彫り方です。

球体は外側の回り込むような所が
特徴です。
中心部は平らより少し丸みが帯びてる
程度で縁を強く丸めます。

relief02_10
角の面を取りました。

この時取りすぎないように気をつけてください。

relief02_11
表面の緩いアールを付けてる所です。
ほんの少し削るようにしてください。

relief02_12
軽く丸めた所です。

relief02_13
緩く丸めた面から、角で直角になるように
だんだん強く丸めていきます。

relief02_14
平らな面からだんだん強い丸めに
なっていることがわかりますか?

relief02_15
さらに、印刀で回り込むように
内側に向けて彫り込みます。

relief02_16
丸鑿で、先ほどの切れ込みにあわせて
くずを取ります。

relief02_17
その後、全体を見て整えていきます。

relief02_18
斜めから見て大福餅のような形に
なっています。

relief02_19
周りの引き下げを変えてみました。

relief02_1
今回は、厚みが薄すぎたようです(^^ゞ
何となく球体に見えませんか?

円筒形を作るときの基礎になるので
端を強く丸める事だけ覚えてください。

タイトルとURLをコピーしました