竹の図案描き

ここの所毎日図案を描いてます。今日は、龍のウロコをひとつひとつ描いて、午後らは虎の背景になる竹を描いているのですが、ちょっと変だと思いませんか?普通なら、虎を描いてその背景に竹などを書き足していくのですが今回から、別々に描いてます。

別々に描いた物をアニメのセル画のように重ねて図案を描いてます。

この方法の利点は、絵を描いた後位置の調整や拡大縮小して、バランスを取り直せます。今まではもう少し虎を左に矢寄せたいと思っても付近を書き直して居たのですが、今回からはパーツごとに描いた図案をスキャナーで読み込んで、イラストレーターと言うソフトを使って必要な形に切り取って、重ねて行きます。

実際に作る大きさは1メートル50センチ位有るのですが、A4やA3サイズでか描いて、画面の中でバランスを取るので直接原寸を描く今までのやり方より遥かにバランスが取りやすくなってます。ただ、あくまで小さく描いて、画面で見てるだけなので、最後は原寸でプリントします。

原寸を見ると画面では気付かない点が色々見えてくるので、原寸を見て取り込んだ画像の変更したい部分だけ修正するので、とにかく修正が楽です。

逆に全てをデジタルデータで作る事も可能ですが手書きしているレベルで一つ一つ描いてると返って時間がかかります。デジタルの効率を上げるためには竹の葉の組合せをマンパターンか作ってコピー貼り付けを繰り返すとあっという間に沢山の竹の葉を描くことが出来ます。欠点としてパターン化する事と絵を描く力が付かない彫る物の形を頭にインプット出来ないので彫る時に手間がかかって出来が良くないなどの問題があります。

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