道具は道具として使う。
当たり前のようですが、私は彫刻刀、ノミなどは道具として使っています。
時には、丸鋸、電気鉋、などの電気道具
バンドソー、手押し鉋、自動鉋、などの大きな機械
パソコンなども道具として使っています。
人を道具として使う
あまり良い言葉ではありません。
人を自分の都合で物として扱っては行けません。
しかし、道具は道具として自分の都合で物として使わなければ行けません。
私が考える道具を道具として使うとは
自分の使いやすいように、調整して使う
時には、自分に合わせて道具を作ります。
私が使っている木槌は、自分で作りました。
材料は、ジクナシ非常に粘りがあり、どんなに叩いても割れません
これに曲がった柄を取り付けて滑り止めを貼って使っています。
以前は、金槌を使っていたのですが、私は手首が弱いため
腱鞘炎に悩まされながら作業をしていました。
そこで、ノミを叩いた時の衝撃が柔らかい木槌を使い
重さも軽くしました、さらに、柄を曲げる事により手首の負担が軽くなり
腱鞘炎は治りました。
ノミについても柄の長さ研ぎ方に工夫して、
常に使いやすい形を研究しています。
曲線を削るための鉋は何種類もあります。
お店では売っていないオリジナルの形を作って使用しています。
この延長線で機械も同じように使っています。
つまり、機械に合わせて作業はしません。
よく「手作り」は良い物、として評価されていますが
それは、機械任せの製品と比べているから「機械は早いが質が悪い」と
評価を落としています。
しかし、機械を道具として考えたら良い所を利用して
不得意な所は別の道具を使って仕上げれば、早くて綺麗な物が出来ます。
機械をどう考えるか
私は、道具に動力が付いている物として考えています。
道具を使わずに製品を作ったとしたら・・・
木は道具無しではほとんど加工できません。
「ナタ」一本あればいろんな形に加工出来ます。
「ノミ」を使えばもっと複雑な物が作れます。
「機械」を使えばより大きな物、より早く加工が出来ます。
その道具、機械が自分の使いやすうように工夫されていたら
頭の中にあるイメージをよりイメージに近い形で作り上げる事が出来ます。
そのために、道具は使いやすいように調整、加工をしています。
道具は道具として使わなければいけません。



