商売がうまく行かなくなった時は、彫刻師を辞めます。
私は、高校を卒業してすぐに、師匠の所に住みこみで弟子入りしました。
そして厳しい修行に耐えて、地元に戻ってきました。
その時頭に描いた事は、
「この仕事は、社会的に重要でしっかり受け継いで行く必要があるので
例え仕事が無くなっても、この仕事をやり続ける」と言う状態になった時
「私は彫刻師を辞めます」
なぜかと言うと、仕事が無くなり困難な状況でも、伝統を守る事に意義があるようですが
変化を恐れ、状況改善をしないと
必要とされない
必要が無いから仕事が無くなる
仕事がない、お金がないでは次世代の人間を育てる事が出来ない。
だから、世の中に必要な物を提供出来なくなった時私は彫刻師を辞めます
この覚悟があるから、今の自分に出来る事を精一杯やってきました。
技術を磨く事は当然の事、
同じ物を作るなら、より早く、より綺麗に作る
その時、当然機械も使います。
ただ、機械に合わせて作ってはいけません、ついつい機械に製品を合わせてしまいますが
出来上がりは変えずに、作業工程の中で、どう使ったら仕上がりが良くなり早く作れるかを
常に考えています。
その結果、私独自の加工方法がいくつかあります。
チェンソーをよく使います。
丸鋸を傾斜を付けて使います。
重たい物も加工できるように工夫しました。
仕事をいただくために、飛び込み営業に行きました。
自分のアピールのためにこのホームページを作りました。
作業だけではなく、彫刻刀の販売もしています。
業務の安定のために、カッティングシートの販売もやっています。
様々な勉強会にも参加しています。
それは、彫刻師を続けたい、辞めたくない
この思いがあるから、生き残るために工夫しています。頭を使っています。
変化することを恐れず、この技術を守り受け継いで行きたい
そのために、また新しい事を始めます。
8月 11th, 2010 at 8:46 AM
日々汗を流しております。真摯な意見に触れましたので、こりゃご返信をと。彫刻と経済は、別な次元ですね。経済は、彫刻以外のところで潤わさないと厳しいのを、通り越しますね。早朝か、深夜の数時間をアルバイトしつつ残りの時間で彫る。そんな形ですることが長い息だと思います。死ぬまでやれるのですから、いそがないでね。でも、現実は忙しすぎて、ぼける暇は、私にもないと思います。他が廃業した結果、さまざまな需要があり、なんでもこなさなくてはならなくなりましたよ。
なんで、割に合わないのに彫り物をやっているのか・・・それは、生きている限り 自分がつくりつづけたいというおもいですね。好きなものは仕方がないと、あきらめましよう。でも、笑顔で涼しくね。しかし、子供にはいいものをくわせないと 背も心も伸びませんしね。
当たり前の方法では、無理があります。今日この頃は、廃業した人の倉庫さらえ・・・絵の具、木、人の残してくれたものをごみに替えないで、自分が生かされています。
中国の実力、見てますよ。いまは、質がよかったら、品をこちらからもっていっても割に合うほど、中国国内ではるかに高額で、購入者がいる時代です。別業は、木工関係より、食品関係・・・生活必需が生き残りの道かな。
雑貨や、家具ものきなみ 総崩れだし。 金は、こころを広げ、笑顔の元だと思います。
8月 25th, 2010 at 12:44 PM
でるですさんコメントありがとうございます。
世の中は、常に変化しているので、流れを読みながら生き残りを考えています。
本業として、彫刻をやることも、仕事を持ちながら、注文に応えることも大変だと思います。
でも、結局は好きなんですよね。
好きだから続けたい、大変だけど、楽しいです。
地元では、同業者はいませんすでに廃業した人ばかりなので
廃業する、人さえいません。
今は、凄く急がしので、仕事をやってもらえる仲間が欲しいです。
地道に弟子を育てて行きたいと思います。